企業競争に勝つ就業規則とは
就業規則の成熟度
「成熟度レベル」という言葉は、経営組織の発展段階についての管理レベルをあらわすためによく使われますが、ここでは就業規則がある企業においてどういう状態(管理レベル)にあるかを就業規則の「成熟度レベル」と呼ぶことにします。
レベル1: | レベル2に到達していない組織のレベル 就業規則そのものがない。あるいはあっても数年間以上メンテナンスされておらず、従業員もほとんど見たことがないという状態 | ||
レベル2: | 基本的なメンテナンスはされており、従業員もその存在は意識しているがいるが、リスクに対応しておらず、潜在的な労使紛争の危険性をはらんでいる。 | ||
レベル3: | 一応リスク対応型になっており、突発的な労働紛争にも対応できることが多い。ただ、従業員の日常意識にまでは浸透していない。 | ||
レベル4: | レベル4: レベル3に加え、就業規則に会社の理念、ビジョンが謳われており、従業員も常にそのビジョンを意識し、その実現に向け実践している。 | ||
レベル5: | レベル4に加え、就業規則にビジョンにいたる戦略としての従業員の行動指針が謳われており、、常に実践されている。 また、常に見直し・改善が行われており、会社のビジョンと戦略に常に対応している。 |
企業競争に勝つ就業規則
上記のように、理想的な就業規則とは、単に法令に準拠し、企業をリスクから「防衛」するのみでなく、常に、従業員のモラールアップを図り、日常行動を「企業のビジョンと戦略」の実現のために導いていけるものでなければなりません。これが「競争に勝つ就業規則」のあり方なのです。
当事務所では、このような、より高い成熟度を目指した「競争に勝つ就業規則」の作成をお手伝いさせていただきます。
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